タイトルの通りAU組もいよいよディーラーでの研修が始まりました。
私が配属されたのはこちら!
|
Scotts Honda |
日本のホンダディーラーとはだいぶ趣が違います。ビルです。地下に駐車場があり、1階はセールスとサービスの受付、2階が整備場、3階にはオフィスと車庫があります。
|
スロープを背に整備場を望む |
車はこれらの階層を螺旋スロープで移動します。
|
スロープの入り口 |
研修といえども実際にお客様の車を触るので下手なことはできません。現在は見習いとして先輩整備士の隣で教わりつつお手伝いをしながら、彼らの仕事を盗んでいます。
少しでも早く一人でも仕事を任せてもらえるようになるため日々精進しております。
さて今回は興味深い写真をいくつかピックアップしてご紹介します。
|
新品と使用済み |
|
新品と使用済み |
まずはじめにエアフィルターの新品と使用済みのものを比較した写真です。左の画像は外側、右の画像はエンジン側です。汚れの付き方から左の画像の面から右の画像の面に空気が流れていることがわかると思います。
ご覧の通り全く違う色をしていますがこれらは最初は全く同じもので、使っているうちに変色してこのような状態になるのだそうです。
実際に道路を走っている車を整備するからこその発見です。
|
天然バークチップ |
|
タイヤと比較 |
お次はこちら。稀に見る大漁にワークショップは一時騒然(笑)となりました。
車を下から覗いてみるとカバーの隙間に落ち葉が詰まっているのが見えたのでエアガンで吹くと次から次へとどんどん出てきた天然バークチップと落ち葉たち。日本との植生の違いを思い知らされます。マフラーの近くまでぎっしり詰まっており火が着けばあわや大惨事でしたが、阻止。一般的なプランター一杯分はあるでしょうか。一体どんな道をどれだけ走ればこんなに溜まるのでしょうか。。。
|
VTEC TURBOエンジンのヘッドカバーを開けた様子 |
お次はこちら。VTEC TURBO搭載エンジンのシリンダーヘッドカバー内部の画像です。つまりシリンダーヘッド。ペアになったワークメイトがたまたまシリンダーヘッド交換作業をする事になり、間近で観察することができました。
御覧ください。なんだかスッキリしていますね。そうなんです。カムが各シリンダー各ポートにひとつずつしかありません。勉強不足だ!という声もあるとは思いますが、実際、知りませんでした。VTECといえばいくつもカムがついたボコボコピカピカのカムシャフトとメカメカで複雑なロッカーアームのイメージがありましたが、どうやら機構の肝はこいつみたい。
|
VTC機構? |
リフト量には関与せず、バルブタイミングのみを変化させているようです。うーん。多少の騙された感がありますが、性能は確か。こんな事になっていたんですね。勉強になりました。
|
これは・・・! |
|
日本の国内市場 |
お次はこちら。ごめんなさい。とても興味深いナンバープレートを付けていたのでそのまま載せてしまいました。
オーストラリアでは車のナンバーの自由度が高く、色々なデザインがあります。こんなにたくさん→
https://www.myplates.com.au/products/index.html
こちらの写真は日本サイズのナンバープレートで、何やら日本語も書いてありますね。外国のナンバープレートはかっこいいという感覚は世界共通なのでしょうか。少なくともオーストラリア人の一部には当てはまるようです。隣の芝は青い。自分には難しすぎてこの意味深な文字列からは面白い雰囲気しか読み取れませんでしたが、これがデフォルトなのかこのサイズのナンバープレートにはほぼ間違いなくこの文字列が見られます。謎です。(笑)